通常、歯は上下28本(親知らずを入れると32本)の歯が規則正しく並んで生えています。 しかし、歯を抜いたまま放置しておくと両隣りの歯や噛み合わせのバランスがくずれたり、むし歯や歯槽膿漏になりやすくなって、残っている歯の寿命が短くなります。また、抜いた所にインプラントを入れようにも入れられず、大変面倒です。又、噛み合わせもうまくいきません。
咬合(噛み合せ)それは年月とともに変わりゆくもの。 その速度は各個人の生活習慣や歯周病、歯ぎしりの有無、又、タバコ=喫煙率によりさまざまです。 インプラントの治療を大変にするのも、楽にするのも実は患者さんによるところが大きいのです。 インプラント治療後の予後(何年位もつのだろう)についても、Drのテクニカルな問題と合せて、患者さんの生活習慣の中に潜む喫煙などによるリスクマネージメントが大きく関わっています。
先生、インプラントは何年位もつの?の問いに対して、一概に何年とは・・・患者さん個人々異なりますので・・・という答えの意味がおわかりいただけましたでしょうか。 あなたの体に潜むリスクファクターの事も一緒に考えてくれる良いDrとめぐり合う事を願っています。 |